お隣さんと目が合う!窓の位置や数は近所の家の間取りも考慮する

間取りを決める時のポイント

注文住宅で間取りを決める時は、事前にいくつかのポイントをおさえておくことで失敗せず住みやすい家を造ることができます。まずは現在の家族構成と将来の家族構成を考え部屋の数などをシミュレーションすることです。また、家の向きや生活動線、プライバシーに関しても考える必要があります。具体的には、家族構成に合った部屋数を決める、家族が集まるリビングの広さを決める、掃除や洗濯、調理など家事がしやすいような生活動線を確保する、窓やコンセントの数や位置を決めるなどがあります。

担当者や設計者には、「日当たりを第一に考えたい。」「将来的に子供部屋を仕切りたい。」など暮らしたい家のイメージや希望する条件の優先順位を伝えましょう。

プライバシーを守る窓作り

窓の位置や数を決める時は、日当たりはもちろんのこと、隣家や外からプライバシーが守れるかも考慮して決める必要があります。日当たりの良さは冷暖房の効率にも関わってきますし、隣家からの目線を外すためには同じ高さに窓を設置しないようにするなど、生活のしやすさを考えて決めましょう。大きい窓は一見日当たりが良く過ごしやすく思えますが、日が当たりすぎて壁や床が日当たりしたり冷房が効きづらかったり、外から家の中が見えすぎてしまう、などといったこともあります。また、防犯面もしっかりと考えなくてはいけません。 提案された設計図通りにするのではなく、実際の生活をシミュレーションしてみて、プライバシーが守れて暮らしやすい窓の数や位置になっているかを確認しましょう。